2012年4月9日月曜日

2012年03月のブログ|スチュワード麻子オフィシャルブログ 「英国でティータイムのある暮らし」


風邪で声が心配な中、それでも予定通り、15日は銀座のリプトンブルックボンドハウスでの英国の古い茶道具の講義を午後8時半に終了し、その足で9時の新幹線で大阪へ移動、翌日16日はJR大阪の三越伊勢丹のハロッズオープニング記念イベントへ。

2回にわたってエレガントな関西のマダムたちにスライドを使って英国人の日常のティータイムについてお話し、著書にサインなどしてきました。

すぐに京都に移動して翌日は京都高島屋内「ばらの木」でイベント。

ここは今のところ日本で唯一、私のブランドい「インフューズ」の紅茶を提供、販売しているティールームです。

上のビスケットは去年発売した3冊目の本「英国スタイルで楽しむ紅茶」にレシピを紹介した「ドイリー・ビスケット」、レースのドイリーに見立てたショートブレッドです。今回特別に「ばらの木」で作ってくださって、参加者の方へのお土産となりました。

お茶は私がスーツケースに詰めて持ち込んだ新しいブレンドをお出ししました。

女王の在位60周年を祝う、ダイアモンドジュビリーのお茶、「ロイヤル・ダイアモンド・ブレンド」です。

戻ったら4月からイギリスでは、ロンドン三越で限定販売となります。



その前夜は、大阪から到着してすぐとっても素敵なお店「ジャッジョーロ」につれて行っていただきました。

まだ昨年末にできたばかりの新しいお店です。


シェルバーン滝カトラリー

祇園にあるこのお店、一階はフィレンツェの「サンタ・マリア・ノヴェッラ」が入っています。

まだ娘が小さい頃にフィレンツエで訪れて、彼女にとって人生初めての香水を買ってやったのを思い出します。子供用なので肌に安心でした。

京都府 京都市東山区 祇園末吉町切り通し角 にあります。

京都の町屋造りの建物の2階がお店になっていますが、入口は「サンタ・マリア・ノヴェッラ」入口の横手になります。

カウンターで飲み物もいただけます。

2階の壁が不思議なのでお聞きすると、この建物は築100年以上も経つそうで、内装工事の際に出てきたこの壁はその頃のオリジナルだというので、敢えて残すことにされたそうです。

こういうところ、京都とイギリスってなんだか似ています。

私たちは最初からテーブルで、まずはシャンパンが運ばれてきました。

春らしい、桜の花の塩漬けが浮かべてあります。


ブッシュ大統領の嘔吐のビデオ

一緒に運ばれてきた生ハムについていた、枝つきのレーズン。

オーストラリアに住んでいた頃に、母がよく食後のチーズに合わせていた時以来、あまり見たことがなく、なんとなく懐かしくなりました。


そしてイベリコハムとフロマージュ・ブランを載せたミニピザのような軽くて小さいもの。

今日届いたばかりだという新鮮な京野菜のサラダ。

富山のホタルイカと北海道のズワイガニが隠れています。


これは下にブンタンの果肉を敷き、上にやはり京野菜を美しく立てて並べたものもありましたが、私はサラダを。

次は淡路のアナゴ、頭から取った泡のソースと香りが良い空豆を添えてありました。

長崎のえびす鯛はしっかりとした歯ごたえ。桜海老とうにのチュイールはとても香ばしく、うにのソースがよく合います。


誰がファッション·ウィーク受賞

そしてメインのお肉は小豆島のオリーブ牛。60度の低温で真空調理したというオリーブばかり食べているらしい贅沢な牛のお肉は本当に柔らかくジューシーで、日本のビーフってやっぱり世界一、というのを痛感します。

トリュフ、トリュフのソースと極小サイズの芽キャベツを添えて。

うーん、と迷ってやめておいた、もうひとつのチョイスはやはり真空調理した富士金豚。ふきのとうのフリットとほおずきが添えられています。これもおいしそうですよね!

もうおなかいっぱい、と思ったところに、「でもこれはぜひ」と勧められていただいた、和のお出し汁で作ったカレーです。昆布、かつお、鯖の削り節などでしっかりと取っただしをベースに、ちょっと意外なくらいぴりっと辛くしたカレーは、びっくりするくらいさらりとして、辛いもの好きな私が大好きな味でした。

これは絶対に召し上がる価値あり、です。

デザートには、おすすめされたわさび風味のマスカルポーネをかけたいちごでなく、塩キャラメルのムースというややこってり系を選んだ私。これにはヴァニラ・マスカルポーネのソースがかかり、アーモンドとクランベリー、松の実などを焼きこんだチュイールがかりかりと美味しかったです。

でも、ちょっとだけ味見させてもらったわさび風味マスカルポーネってすごくおいしかったですよ。



シェフは、私がずいぶんお世話になった、銀座リプトンティーハウスでそれは美味しいお料理を作ってくれていた方。フランスで修業された彼は、若くて笑顔が素敵な男性です。お見送りまでしてくださった皆さんと一緒にぱちり。

祇園の桜がほんの少しだけ咲いていますよ、ということでぶらぶらと歩いてみました。

一昨年、家族みんなで来た時にも、タクシーで夜桜を見に来たのを思い出しました。

これだけ食べてれば、風邪も治るでしょう、と言われそうだなー。



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